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「別れさせ屋って詐欺なのかな?」
「別れさせ屋に依頼しても大丈夫?」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
別れさせ屋を提供する業者の中には、詐欺あるいは詐欺に近いことをしている業者がいるのは事実です。
しかし、全ての別れさせ屋が詐欺業者というわけではありません。
この記事では、別れさせ屋は詐欺なのか、どんな詐欺・トラブル事例があるのかを紹介していきます。
また、詐欺にあわないための対策方法についても紹介していきます。
この記事を参考に、別れさせ屋への依頼を検討している人は参考にしてみてください。
目次
別れさせ屋の詐欺事例
別れさせ屋の詐欺行為にはどのようなものがあるのでしょうか。
事例を紹介する前に、そもそも詐欺とはどんなものかを簡単に説明していきます。
詐欺とは、以下の要件を満たす行為です。
- 人を欺く行為
- 欺く行為によって被害者が騙される
- 上記によって、財産の引き渡しや処分が行われる
簡単に言えば、人を騙してお金を奪い取る行為が、詐欺行為です。
別れさせ屋の詐欺事例として、よくあるケースは以下の2つです。
- 嘘をついて契約をする
- 料金を支払ったが何もしてくれない
それぞれ詳しく解説していきます。
嘘をついて契約をする
別れさせ屋の詐欺事例として多いのは、実際とは異なる説明をして契約を促すケースです。
嘘をついて契約をさせているため、当然詐欺にあたります。
例えば、あるAさんは、ある別れさせ屋に対して「絶対に成功する」と言われ、信じて契約をしました。
しかし、結果は成功しませんでした。
絶対に成功するという嘘を信じてAさんは契約をしているため、詐欺だと言えるでしょう。
また、「進行状況を報告する」と言われたCさんの場合、依頼後に一度も報告を受け取ることはありませんでした。
こちらも嘘の情報をもとに契約をしているので、詐欺にあたります。
別れさせ屋の詐欺事例で多いのは、別れさせ屋の主張を鵜呑みにしてしまって契約をし、失敗してしまうというケースです。
こうした被害を防ぐためには、後述していますが、別れさせ屋の主張が契約書に書かれているかどうかです。
「絶対に成功する」というのであれば、契約書に「成功しなければ返金」ということを書かせましょう。
また、報告頻度についても契約書にしっかりと明記されているかを確認し、なければ追加してもらいましょう。
料金を支払ったが何もしてくれない
別れさせ屋の詐欺事例としてよく見られるのが、料金を支払ったのに何もしてもらえないケースです。
これは、料金を受け取った後に何も行動しない、または虚偽の報告や写真の使い回しを行い、作業を行ったかのように見せかける行為があるからです。
例えば、Youtuberのコレコレさんは、別れさせ屋に50万円料金を支払ったが、途中から一切連絡が取れなくなってしまいましたという被害者の声を紹介しています。
また、Eさんは、同じ写真が何度も報告書で使われていたと言います。
調査日の現地は明らかに雨のはずなのに、晴れた日の写真が送られたことから使い回しに気づいたようです。
さらにGさんの場合は、事前の共有もなく、突然別れさせ屋から調査をしたと連絡があり、「調査対象者が自宅から出てこなかった(空振りだった)」と言い張られたことがあるようです。
別れさせ屋の調査や工作は、依頼者からは見えないところで行われるため、こうした特性を悪用し、全く何もしない業者や、調査や工作をやったことにする業者が多数います。
こうした詐欺被害に巻き込まれないためには、適切な業者選びが重要です。
別れさせ屋の選び方についてはこの記事後半でも紹介しています。
このように、依頼する別れさせ屋によっては、詐欺被害にあってしまうことがあります。
さらに、詐欺ではないものの、別れさせ屋への依頼がトラブルに発展してしまうケースもあるため、以下ではそうしたトラブルについても紹介していきます。
詐欺ではないがトラブルに発展するケース
別れさせ屋に依頼した結果、詐欺とは言えないもののトラブルになってしまうケースとして、以下のものが挙げられます。
- 望む通りの結果にならなかった
- 工作がばれてトラブルになった
- 調査が空振りでも費用は請求される
- 違法業者に依頼して自分も罪に問われた
詳しく紹介していきます。
望む通りの結果にならなかった
詐欺ではないけれども、トラブルに発展するケースとして、望む結果にならなかった事例があります。
その理由は、別れさせ屋が契約通りの行動をとったにも関わらず、結果的には目指す結果が達成できなかったという場合、一部の依頼者がそれを詐欺だと誤解することがあるからです。
例えば、Hさんのケースを見てみましょう。
彼女は別れさせ屋に依頼をし、その別れさせ屋がきちんと契約通りの行動をとりました。
しかし、対象者は別れることに拒否をしたために、望んだ結果が得られなかったのです。
この場合、別れさせ屋が契約に違反したわけではなく、結果として成功しなかっただけで、これは詐欺ではありません。
もちろん、「必ず別れさせる」ということが契約に含まれている場合は、契約の不履行となり、返金などを求められます。
しかし、契約書に必ず別れさせることができると書いている業者はいないと考えられるため、依頼の失敗は契約違反にならず、詐欺にもあたりません。
そのため、依頼が失敗してしまう場合もあるということを理解して、依頼をする必要があります。
工作がばれてトラブルになった
詐欺ではないけれどもトラブルに発展するケースとして、工作が相手にばれてしまい問題が起きた事例が存在します。
その理由としては、工作が対象者に見つかって失敗すると、大きなトラブルが生じますが、これは詐欺の要件を満たさないからです。
例えば、Tさんが別れさせ屋に依頼したケースを考えてみましょう。
Tさんは相手の配偶者を別れさせるために別れさせ屋に依頼しましたが、その行動が相手に見つかってしまい、結果的に警察沙汰になってしまいました。
しかし、このケースでも、別れさせ屋が契約に基づいて行動したのであれば、これは詐欺ではないのです。
成功や失敗は、そのサービスが詐欺であるかどうかの判断基準にはなりません。
だからこそ、別れさせ屋を利用する際には、そのリスクを十分に理解し、慎重な判断が求められます。
調査が空振りでも費用は請求される
詐欺ではないがトラブルに発展するケースとして、別れさせ屋の調査が空振りに終わったにも関わらず、それに対する費用が請求され、依頼者と揉めてしまうということあります。
その背景には、調査がうまくいかなくても、別れさせ屋の側には人件費や交通費などの経費が発生しているため、それらの請求が必要になるのですが、それに対し依頼者が納得できないからです。
例えば、Aさんが別れさせ屋に依頼したとします。
別れさせ屋は対象者の動向を掴むために長時間張り込むのですが、対象者が家から一歩も出なかったり、そもそも見つけることができなかったりすることも少なくありません。
そうした場合でも、別れさせ屋はその労力や時間に対する料金を請求します。
結果として、Aさんの場合、対象者を見つけられなかったにもかかわらず、数万円の料金を支払うことになったのです。
しかし、これはあくまで契約上の問題であり、当然詐欺には該当しません。
ただし、何度も空振りが続くと、依頼者から見れば納得できない状況が生じ、結果的にトラブルに繋がることもあります。
別れさせ屋に依頼をする場合は、こうしたリスクを理解したうえで依頼をするようにしましょう。
調査が空振りでも費用は請求される
詐欺ではないがトラブルに発展するケースとして、違法業者に依頼し、結果として自分自身が法的な問題に巻き込まれる可能性があります。
その理由は、違法業者と一緒になって違法行為を計画したり、それを実行したりすることは、共犯者と見なされるからです。
例えば、ある依頼者が、別れさせ屋として名乗る違法業者に依頼をしたとしましょう。
この違法業者はストーカーや威嚇、強制など、法律を無視した手段で依頼を達成しようとします。
この時、依頼者もその計画の一部となり、違法行為に加担していると見なされます。
結果として、依頼者は法的な問題に巻き込まれ、罰せられる可能性があります。
こういった事例から、別れさせ屋を利用する際には、その業者が合法的に業務を行っているかどうかを確認することが重要であることがわかります。
違法業者に依頼すると、詐欺被害だけでなく、自分自身が法的なトラブルに巻き込まれるリスクもあるということを覚えておきましょう。
ここまで、トラブルではないが、別れさせ屋への依頼がトラブルに発展するケースを紹介してきました。
では、そもそも別れさせ屋は合法的な存在なのでしょうか?
違法性について紹介をしていきます。
別れさせ屋は危ない?違法性を解説
結論として、別れさせ屋の存在自体は、違法ではありません。
ただし、以下のようなケースでは違法にあたる可能性があります。
- 探偵業届出をしていない場合
- 違法行為をしている場合
- 別れさせ屋の工作内容が公序良俗違反に当たる場合
結局のところ、別れさせ屋自体に違法性はありませんが、違法行為をする業者は違法というわけです。
そのため、別れさせ屋への依頼を検討するのであれば、違法行為をしない、信頼できる業者を選ぶ必要があります。
そこで、以下でh,詐欺にあわないための別れさせ屋の選び方を紹介していきます。
別れさせ屋で詐欺にあわないための業者の選び方
詐欺にあわないための別れさせ屋の選び方は以下の通りです。
- 対象者への接触・工作の実施
- インターネットを活用した接触・工作の実施
- 依頼者との連携がしっかりしているか
- 法人である
- 契約の有無
- 探偵業届出の有無
- 必ず毎回調査報告がある
- 毎回の報告書の写真の有無
- 代表が顔出しをしている
- 途中解約できるか(返金できるか)
- クレジットカード払い対応・ローン払い対応
- googleレビューの評価
- 当サイト独自の口コミ評価
- LINEの友だち登録者数
別れさせ屋の選び方について詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。
参考記事:別れさせ屋の選び方
まとめ
この記事では、別れさせ屋の詐欺事例やトラブルについて紹介をしてきました。
別れさせ屋の詐欺事例としては以下のケースがあります。
嘘をついて契約をする
料金を支払ったが何もしてくれない
こうした詐欺をする別れさせ屋に騙されないよう、依頼を検討中の人は、別れさせ屋の選び方をよく確認した上で、信頼できる業者を選んでください。