別れさせ屋の料金相場はいくら？費用目安と料金が安い業者

「別れさせ屋の料金相場はいくらくらいなんだろう？」

「料金が安い業者はどこだろう？」

とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

主要な別れさせ屋を調査した結果、別れさせ屋の料金相場は、約60～250万円でした。

金額に大きな差があるのは、別れさせ屋の料金は、依頼内容によって大きく変動するためです。

しかし、依頼を検討する場合、値段の目安がわからないと、いくらくらいの予算を抑えておけばよいのかわからないため困ってしまいますよね。

そこで、この記事では以下について解説をしていきます。

それでは具体的に紹介をしていきます。

別れさせ屋の料金相場の目安と内訳

別れさせ屋の料金相場を、依頼内容別にまとめています。

※掲載の料金はあくまで目安です。正確な料金は各業者にご確認ください。

このように、別れさせ屋の料金相場は、依頼内容により多少の差はありますが、総額で60～250万円が目安です。

金額の内訳は以下のようになっています。

別れさせ屋の料金の仕組みは、弁護士同様のシステムで、着手金と成功報酬、特別経費から計算されています。

一般的には馴染みのない料金システムなので、各項目について以下で解説していきます。

着手金

着手金は、別れさせ屋が依頼を開始（着手）するために必要な費用のことで、依頼の成功・失敗にかかわらず発生します。

この着手金は、別れさせ屋が調査・工作をする上でかかる基本的な経費にあてられ、主に人件費や交通費などに使われます。

成功報酬

成功報酬は、別れさせ屋が依頼を成功させた場合に支払う費用のことで、工作が成功した後に支払いが発生します。

この成功報酬は、段階別に設定されていることが多いです。

例えば、以下のように、工作の段階別の成功に対して、成功報酬が設定されています。

成功報酬と聞くと、依頼成功（別れさせ完了）に対しての報酬と思いがちですが、多くの別れさせ屋では、こうした段階別の成功報酬が設定されています。

それぞれの段階で成功した後に、成功報酬の支払いをする必要がありますので、勘違いしないように注意しておきましょう。

特別経費

特別経費は、調査・工作にあたり、予定外に発生する経費のことです。

具体的には以下のものが特別経費として、別途請求される可能性があります。

基本的な交通費などの経費は、依頼時の着手金に含まれている場合がほとんどですが、上記のような想定外の大きな経費が発生する場合は、別途依頼者に請求されます。

通常、特別経費の請求は、事前に依頼者の許可をとった上で使用されますが、別れさせ屋に依頼する前にどのような対応をしているか確認しておくのが良いでしょう。

ここまで説明してきたように、別れさせ屋の依頼にかかる料金は、着手金と成功報酬と経費の合計額です。

依頼料の最も大くを占めるのが着手金ですが、依頼内容によって金額幅があるため、自分の場合どの程度の費用がかかるかわからないですよね。

そこで以下では、別れさせ屋の料金が大きく変わる要素について解説していきます。

自分の依頼の場合は安くなりそうなのか、あるいは高くなりそうなのかの判断のために参考にしてみてください。

別れさせ屋の料金が大きく変わる要因

別れさせ屋の料金が大きく変わる可能性がある要素は以下の3点です。

具体的に解説していきます。

地域

別れさせ屋の料金は、依頼地域によって変動します。

調査・工作をする地域によって、交通費や宿泊費、出張費が加算されるためです。

例えば、別れさせ屋の多くは東京近郊に本社を構えていますが、北海道での工作が必要な場合は、東京から北海道までの往復の交通費や宿泊費が発生します。

この場合、別れさせ屋のスタッフ1人あたりが1回の調査・工作をするためにかかる交通費・宿泊費は、3万円程度かかるので、その分が着手金に加算されるのです。

仮に、別れさせ屋の調査・工作回数が15回であれば、東京での依頼よりも北海道での依頼のほうが45万円ほど高くなります。

このように、別れさせ屋の料金は依頼する地域によって変動します。

基本的には、東京から離れている地域での依頼ほど、料金が高くなると考えておくのが良いでしょう。

情報量

別れさせ屋の料金は、依頼者が持つ情報量によって大きく変動します。

なぜならば、情報が少ないほど、別れさせ屋が動く回数が多くなるからです。

例えば、元彼と現在の彼女を別れさせたいという依頼で、元彼の現在の彼女（以下対象者）の情報が少ない場合を考えてみましょう。

別れさせ屋は、対象者に対して、ハニートラップを仕掛け、彼氏への気持ちを失わせたり、浮気の証拠を彼につきつけることで、別れさせようとします。

これを成功させるためには、対象者の住所や行動パターン、趣味・嗜好の調査が不可欠です。

別れさせ屋は対象者のこうした情報から、接触しやすいタイミングや方法、好みの男性の工作員の用意などをする必要があるからです。

あなたが対象者の情報を詳しく知っていれば、別れさせ屋がこうした調査に動く回数を減らすことができますが、全く知らない場合は数回の調査が必要です。

具体的には、まず、別れさせ屋は元彼と対象者のデートを尾行し、対象者の自宅を特定します。

次に、対象者の行動を自宅から尾行して、勤務先や行きつけの店、趣味などを把握するような調査を数回繰り返します。

その際、対象者が全く自宅から出ずに、調査が空振りに終わるということも少なくありません。

たとえ、調査が空振りの場合でも、別れさせ屋には人件費・交通費がかかっているため、その分必要な調査回数が増え、料金が高くなります。

別れさせ屋が1回調査をするのにかかる金額は、地域にもよりますが6~15万円が相場です。

情報量が豊富で、調査が不要であれば0円で済むところ、情報量が少なく仮に5回の調査が発生するような場合、30～45万円依頼料が高くなります。

このように、依頼者がもつ情報量によって依頼料は大きく変わります。

調査・工作難易度

別れさせ屋の料金は、調査・工作難易度によって変動します。

なぜならば、難易度が高いほど、別れさせ屋が動く回数が多くなるからです。

例えば、不倫相手の奥さん（以下対象者）を別れさせたい場合を考えてみましょう。

対象者には、小さい子どもがいて、仕事もしておらず、外出の機会が少なかったとしましょう。

そうした場合、別れさせ屋の調査・工作は非常に難しくなります。

対象者を調査するにも、外出が少なければ空振りの可能性は高くなります。

また、小さな子どもがいる場合、対象者一人になるタイミングは少なく、工作員が接触することも簡単ではありません。

このような状況下の場合、別れさせ屋が調査・工作に必要とする実働回数は非常に多くなることが予想されます。

結果として、別れさせ屋にかかる経費が増えるため、その分依頼料も高額になってしまうのです。

このように、別れさせ屋の料金は、調査・工作難易度で変動します。

ここまで、別れさせ屋の料金が変動する要因について紹介をしてきました。

自分の依頼の場合、相場の安いほうなのか、あるいは高いほうになりそうなのか、大体検討がついたかと思います。

その上で、別れさせ屋の料金が高いと感じる方も少なくないでしょう。

では、なぜこんなにも別れさせ屋の価格は高額なのでしょうか。

その理由について、解説していきます。

別れさせ屋の料金が高い理由

別れさせ屋の料金が高い理由は、主に人件費です。

別れさせ屋の仕事は、その性質上、拘束時間が長く、肉体的にハードであること、工作に必要な人材の確保に大きなコストがかかるからです。

例えば、北海道での依頼のケースを考えてみましょう。

東京が所在地の別れさせ屋が多いため、別れさせ屋の調査員・工作員は、東京から北海道まで移動します。

移動手段にもよりますが、往復6時間はかかるでしょう。

さらに調査時間は、1回あたり6時間~8時間が相場なので、合計で最低でも12時間以上は拘束される計算です。

しかも、別れさせ屋の調査は、長期間同じ場所での張り込みをしなければならないことがあります。

車が停められない場所であれば、例え雨や雪でも同じ場所で何時間も張り込まなければなりません。

長時間労働に加え、過酷な現場仕事であることから、別れさせ屋のスタッフにかかる人件費は安くありません。

別れさせ屋スタッフの給与を安くしてしまうと、従業員の入退職が増えるため、経験値が低くなり、成功率が下がってしまうためです。

また、工作に必要な人材も誰でも良いわけではありません。

対象者の好みにあう外見や、共通の趣味を持つ人材、恋愛のを確保しておく必要があるからです。

そうした人材の確保にもまた、多くの人件費が必要になるのです。

このように、別れさせ屋の料金が高い理由の多くは、人件費が高額であることが理由なのです。

ここまで、別れさせ屋の料金について紹介してきました。

しかし、別れさせ屋に定価はないため、業者によって依頼料は異なります。

では、どのような基準で別れさせ屋を選べば良いのでしょうか。

以下で説明していきます。

別れさせ屋の料金比較のポイント

別れさせ屋の料金を比較する上で大切なのは以下2つのポイントです。

詳しく解説していきます。

料金システムの違いと特徴を理解すること

別れさせ屋の料金を比較するためには、まず別れさせ屋の料金システムの違いと特徴について理解することが大切です。

別れさせ屋の料金システムは大きく3種類あります。

同じような依頼料でも、料金システムによって全く意味合いが変わってきます。

そのため、まずは各料金システムについて知ってください。

実働回数型

実働回数型の料金システムは、その名の通り、実働回数に対して料金が発生するシステムです。

実働（調査・工作を実施する）あたり◯万円という仕組みのため、料金計算がしやすくなっています。

例えば、1実働10万円の場合、10回の契約をすれば、着手金は100万円という計算です。

この実働回数たがのメリットは、料金と実働が紐づいているため、確実に調査・工作してくれるという点にあります。

自分の希望するタイミングで、契約した回数分の調査・工作を確実に実行してもらえるのです。

ただし、悪徳業者に依頼してしまった場合には、実働をしたと嘘をついて実は何もしていないという被害を受ける可能性があります。

そのため、実働回数型の業者を選ぶ際には、実働のたびに写真つきの詳しい報告書の提出をしてくれるかも確認してください。

ちゃんと実働したという証拠を提出してもらえれば、安心して依頼することができるからです。

このように、実働回数型の料金システムは、料金と動きの関係がわかりやすいとう特徴があります。

実働回数型の業者を選ぶ際には、実働単位で詳しい写真つきの報告書がもらえる業者を選ぶようにしてください。

期間契約型

期間契約型の料金システムは、契約期間に対して実働回数の定めなく動いてくれるという料金システムです。

3ヶ月で150万円といった形式で料金を提示されます。

期間契約型料金システムには、実働回数の定めがないといっても、実質的な実働上限回数あります。

なぜなら、無制限に別れさせ屋が実働してしまうと、人件費や交通費が増え、赤字になってしまうからです。

そのため、期間契約型の別れさせ屋のほとんどが、依頼者の希望するタイミングで実働をしてくれません。

別れさせ屋側が実働のタイミングと回数を調整をすることで、赤字にならないようにコントロールしているからです。

悪徳な業者の場合は、そうした仕組みを悪用し、「今はタイミングが悪いです」など適当な理由を使い、期間終了まで何もしないこともあります。

そのため、期間契約型の別れさせ屋に依頼をする場合は、自分が希望するタイミングで実働してくれるかを必ずチェックしてください。

自分の希望のタイミングで動いてくれるのであれば、そうした被害を防げるからです。

また、自分の希望のタイミングで動いてくれる業者が見つかった場合、実働のたびに写真つきの詳しい報告書の提出をしてくれるかも確認してください。

これがないと、実働したと嘘をついて実は何もしていないということを防げないからです。

このように、期間契約型の料金システムは一見良さそうに見えますが、依頼者側にリスクがあるシステムでもあります。

期間契約型の業者を選ぶ場合には、自分の希望のタイミングで動いてもらえるのか、報告の方法は都度写真つきで詳しくしてもらえるのかを必ず確認してください。

完全成功報酬型

完全成功報酬型の料金システムは、着手金がかからず、依頼が成功した際にのみ料金を支払うというものです。

依頼が成功した際にのみ費用が発生するため、依頼者の金銭的なリスクはありません。

しかし、一方でデメリットもあります。

完全成功報酬型のプランの場合、最終的に支払う金額が通常の料金システムよりも高額になります。

別れさせ屋が万が一依頼に失敗してしまった場合、人件費や経費を回収できない可能性があるプランのため、通常プランよりもはるかに高額になります。

数百万円から1千万円ほどかかるケースも少なくありません。

また、着手金がないことから、別れさせ屋の依頼の優先順位はどうしても低くなるため、他の依頼のついでにやるくらいのスタンスで依頼を実施されてしまいます。

着手金を払っていないこともあるため、依頼者が希望するタイミングで動いてくれる可能性も低く、いつまでも状況が進展しないという可能性も高いです。

このように、完全成功報酬型の料金システムは、失敗した場合を考えれば金銭的な負担がないため魅力的ではあります

しかし、依頼者の望み通りに進まないというストレスを覚悟した上で検討するのが良いでしょう。

ここまで別れさせ屋の料金システム3つをみてきました。

一番無難な料金システムは、実働回数型であることがわかったと思います。

しかし、それぞれに特徴があるため、自分の希望にあった料金システムを選びましょう。

相場よりも料金が安い業者は疑う

別れさせ屋の料金を比較する際には、相場よりも料金が安い業者は詐欺を疑いましょう。

安すぎる場合は、何もしてくれない可能性が高いためです。

ここまで別れさせ屋の料金相場と料金が高くなる理由を紹介してきました。

別れさせ屋が1回動くたびに、人件費や交通費に数万円の経費がかかります。

さらに、依頼成功までに必要な調査・工作回数は平均でも10回程度はかかるとみられるため、数万円や数十万円といった料金で依頼できるはずがないのです。

そのため、相場よりも安い金額を提案された場合は、なぜ料金が安いかを必ず確認してください。

その内容に納得できるのであれば良いですが、納得出来ないのであればそのような業者に依頼することは避けるのが無難です。

以上のことから、相場よりも明らかに安い業者の場合は、詐欺を疑い、ちゃんと内容を確認するようにしてください。

ここまで、別れさせ屋の料金比較のポイントを紹介してきました。

料金システムの違いを知り、見積額と相場を比較することで、希望の業者を見つける手助けになるでしょう。

別れさせ屋の料金を安くする方法

別れさせ屋の料金を少しでも安くする方法として以下の2つを紹介していきます。

できるだけ対象者の情報を集めておく

別れさせ屋の料金を安くするためには、できるだけ対象者の情報を集めておきましょう。

「別れさせ屋の料金が大きく変わる要因」でも紹介をしましたが、対象者の情報が少なかったり、正確でない場合、別れさせ屋の実働数が増えてしまうからです。

もし、事前に対象者の情報を集めることができるのであれば、以下の情報をあつめておきましょう。

これらの情報が多く、正確なほど、別れさせ屋の実働数を減らすことができるため、料金を安く抑えることができます。

ただし、情報を集めようとしすぎて、対象者から警戒されてしまうと逆効果なので、無理のない程度に情報を集めてください。

複数の別れさせ屋に相見積もりをする

別れさせ屋の料金を安くするためには、複数の業者に相見積もりをしましょう。

複数の業者に見積もりを依頼することで、自分の依頼の相場感を正確に把握できるからです。

自分の依頼の適正な料金相場を把握した上で、別れさせ屋の提案内容を比較すれば、高すぎる料金や安すぎる料金に惑わされることなく、業者を選ぶことができます。

別れさせ屋への依頼を検討している方は、最低でも3社に相談・見積もりを依頼することをおすすめします。

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